
土曜日に旧古河邸さんへお届けしました会場装花です。白とグリーンの会場装花。こちらはメインテーブルです。丸みがあって、ころころしたお花や実やフルーツを盛り込んだ、楽しい印象の装花にいたしました。

震災後の市場の入荷混乱で、思うように花材を揃えるのに苦労いたしましたが、新婦さんのお好きな雰囲気のお花を揃えることができて、そして喜んでいただけて、ほっとしました。

ゲストテーブル装花は、雰囲気をかえて、ガラスの花瓶に白いさわやかなスイトピーをたっぷりと。

少しだけグリーンベルと緑の実もいれています。(新郎さんが緑の実が大好きなので・笑)
水の入ったガラスの花瓶。光を受けてきらきらするところ。綺麗です。

打ち合わせはもっと前に行っておりましたが、地震の少し前から特に密に連絡を取り合って準備をごーーーとすすめている最中の震災でした。迷われることも多かったのでは、と思います。ですが、前向きにかつ精力的に、お仕事に結婚式準備にと、取り組むおふたりとのやりとりで、多くのパワーをいただき、私も前に進み続けることができたように思います。
当日のご様子を掲載くださったカメラマンさんのブログを新婦さんから教えていただきました。中川さん(私の大好きな女性カメラマンさん)と同じ写真事務所の方で、ちょっと嬉しい。
空気感をうまく写真に反映なさるのは、さすが、と思います。美しいおふたりの和装姿を堪能ください☆新婦さんよりヘッドドレスのダリアの色が絶妙、との言葉をいただきました。
記事はこちら
その1 その2

古河邸のエントランス部分。イーゼルにリースを飾りました。

ケーキ周り装飾で残ったスマイラックスの葉もプラスして、リースを装飾しました。

会場のご担当者さまとも無事を確かめあう連絡を取り、そしてこの状況下でのウェディングに対しての気持ち、同じ気持ちでいることを再確認できたのも嬉しかった。
平常時より、より強い気持ちでこの日を迎えるおふたりのため、サポートする側も、それに応えるしっかりとした気持ちを持って臨むこと。おふたりの最良の一日のために尽力すること、そして被災地で頑張っていらっしゃる方を思う気持ち、明るい未来へ続いてほしい気持ち。
いろんな想いでいっぱいになりながらも、喜んでいただけるお花をお届けできたことは、幸せです。
おふたりの末永い幸せを心よりお祈りいたします。

おまけ。古河庭園の花壇には、いろとりどりのラナンキュラスが満開でした。その奇跡のようにかわいい姿に、ちょっと涙ぐむ私。
溜めておりましたメールのお返事は、すべて返信済みです。届かない、と思われる方は、不達の可能性がありますので、再度ご連絡ください。よろしくお願いいたします。