こちらのおふたりのお色直しのときのご様子です。ドレスは変えずにアクセサリーでのイメージチェンジ。とっても素敵なお帽子を合わせられました。お帽子には、薄いくすんだ緑色のシフォン素材の布も部分的に使われていて、ブーケにも同色のリボンを結びました。ブーケは、お帽子スタイルに映える用に、シンプルにかすみ草を束ねたクラッチブーケにいたしました。
アンティークのドレスに、貴婦人のような帽子。そして新郎さんのステッキとハット。とってもお洒落です(^^)
こちらは事前にアトリエで撮影しましたブーケのアップ写真です。ちょっとピントがぼけてますが(-_-;) こちらのブーケも、茎を長めにお作りしています。
会場と会場装花のご紹介もいたしますね。友人のemmyちゃんに撮ってもらった写真も取り混ぜながらご紹介いたします。会場は、北区にある旧古河邸さん。古河庭園は、バラでとても有名なところですが、建物はジョサイア・コンドル設計の重要文化財。とても重厚で素晴らしい建物です。
はぁ~、素敵だわ(^^) 重要文化財のため、改修工事などは難しく、エアコン設備はなく、壁の断熱材も、現代の建物とは比べ物にならないもの。冬は隣にストーブがあっても凍えるほど寒く、膝ががくがくします。季節のよい頃のみ、結婚式をあげることができます。
でも、それらのマイナス点を差し引いても、この建物の美しさにはうっとり。古く良いものを、大切に使いながら後世に残してゆくのは、ほんとうに素敵なことだな、と思います。お花の仕事のほかにもやってみたい仕事っていろいろありますが(笑・友人には欲深いと言われてます)、ご縁あって旧古河邸さんにお伺いするようになってから、こういった何かを大切に守る仕事もすごく魅力的だな、と思っています。
ウェルカムボードは、新郎さんが描かれた漫画を(^^) 周りには白バラとグリーンを飾らせていただきました。
メインダイニングのご様子です。11月のご披露宴。窓から木々の緑がきれいにみえます。
ゲストテーブル装花は、マットなグレーの花器に白とグリーンの花材で。
晩餐会のような細長いテーブルを合計4列配置されました。
白いお花の中でも、オフホワイトからアイボリーがかったものまで、数段階白のなかでも色の違いをつけて。青い姫リンゴをいれています。
メインテーブルには大きい青りんごもいれました。
メインテーブル装花を引いてみたところです。3点のアレンジを島状に配置しています。奥に見える丸テーブルは、ケーキテーブルです。
スマイラックスのみずみずしいグリーンの葉と、ヒペリカムの緑の実、姫アオリンゴ、とグリーンで飾りました。
外から室内を見たところです。(emmyちゃん、素敵な写真をいっぱい撮ってくれてありがとう!)
大切な日のお花をご依頼くださり、ありがとうございました!おふたりの末永い幸せをお祈りしています☆